第26回ユニバーシアード新体操現地レポート

報告者:

ユニバーシアード、2日間、個人総合と団体2種目が終了。
{結果}
個人総合・・・強豪の参加する大会で、審判もニュートラルジャッジを含む2パネル制であった。種目別8位のラインが26.00平均であり、少しのミスでもきっちりひかれる大会運びであった。
①山口留奈15位・・・100.400
 2日間のポデュームではノーミスのいい調整をしていたが、初日緊張からボールの受けに両手取りが多く、25.550。
 続いて得意のフープでは、まさかの2回落下。振り向きの転がしでうっかり落下から、曲に遅れ、ラストを焦って落下、手具なしの終了で23.850。
 2日目は切り替えて伸びやかなリボンを見せたが、連続投げのリスクの前転を抜いてのアレンジで、25.775。Aが8.80でたことは、自信につながる。
 最終種目クラブで26点台を狙いたいところだったが、小さな投げのジャンプの受けで落下、場外をしてしまった。大きい技はすべてこなし、25.225。しかしこの種目は種目別のリザーブに付けた。
 初日の様子では、先行きの厳しさを感じたが、2日目の伸びやかな演技を本番で出し続けることで(D1/D2の精度をあげ)世界選手権の15か国に食い込むことへの活路を見出したい。26点をめざしての取り組みの中、思ったより強く緊張感を抱え込んいることも含め、更なる強いプレッシャーを跳ね飛ばすには、試合をこなしながら、手ごたえを自信に変えていく作業が不可欠であると強く感じた。
②穴久保璃子17位・・・99.750
 初日のフープのラストのバランス難度で片手をついてしまうミスが出たが、手具の落下はなく、全体的に伸びやかな演技を見せた。国内でも課題だったD1の精度を上げることや、D2の多様性を磨いていくことで今後の成長を期待したい。
 前後にカナエバ、ディミトリエバなど強豪選手に囲まれた中で、大きなジャンプのフォームと線の美しさは引けを取ることはなかったと思う。
 フープ24.450、ボール25.250(ラストの受けのフレーズを実施せず)、クラブ25.150、リボン24.900(最初のD1柔軟のスローターンの付ける場所が間違っているという審判が下され、取れるはずの0.7がキャンセルされたことと、ピポットの回転不足で今一つ伸びず。柔軟の件は初めて聞くことなので、明日改めて委員長に確認する。)
1位カナエバ(RUS)、2位デミトリエバ(RUS)、3位チャルカシナ(BLR)、4位マキシメンコ(UKR)、5位ガラエバ(AZE)、6位デング(CHN)、7位トロフィモバ(UZB)、8位リザトディノバ(UKR)、9位トリコミッチ(CYP)、10位グルバノバ(AZE)、11位ドラバス(HNG)、12位ウエバ-(AUT)、13位ヒュー(CHN)、14位ロドリゲス(ESP)
上位で今回不参加国は、イスラエル、ブルガリア、カザフスタン・・・中堅は星の数ほど・・
今回9位につけたサイプロスのトリコミッテイは、スタイルや開脚の条件的にはそれほど恵まれている選手ではないが、ピポットの回転数にすべてを注いで強化しているようなところがあり、落下ミスの少なさと相まって結果につなげている。このことからも、強い難度の完成度が不可欠である。
(団体総合)
1位中国、2位ロシア、3位日本、4位ハンガリー
 初日フープ+リボンでは各国ともミスが多かったが、ロシアの場外もあり、中国が1位。2日目のボール5はどのチームも会心の出来であったが、此方も中国が1位となった。
 日本チームは初日フープ・リボンで硬さが取れないまま入り、しょっぱなからリボンの結び目を作ってしまった。また、フープでリボンのスティックを挟んでの連係でうまくはさむことができずに次へ移行した。また徒手難度にしてもやや重心のゆるさが出てしまい、得点につながらなかった。
 2日目ボール5では、初めからテンションを挙げて取り組み、よどみなない、スカッとしたノーミスを出した。
明日は、個人団体の種目別決勝である。日本の団体は、初日のミスを挽回し、ノーミスにチャレンジする。