2012 全日本選手権 団体 井原高校

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2009年全日本ジュニア優勝チームである「井原ジュニア」の選手がチームに入っている井原高校。
その年の全日本選手権でエキシビションとして演技を行った彼等が今度は選手として日本最高峰の大舞台に挑む。
Photo by Terumi Watanabe
その当時 すでに高校生級の実力を持っていた彼らが、高校生になった今 その実力は「超高校生級」を超え、全日本の大舞台で大学生を差し置き第3位という「超大学生級」の高みに至った。
Photo by Terumi Watanabe
冒頭からラストまで一環して6人全員で大きな「渦」を思わせるような動きが随所に見られた。
Photo by Terumi Watanabe
一挙一動 すべての動きが曲と選手の能力を考えて計算しつくされた構成が特徴の井原高校。
構成力とは何かと考えた時、ふと「魅せ場を魅せ場として魅せられること」が一つあげられるのではないかと思う。
「玄人にしかわからない」ような演技ではなく
誰が見ても単純明快に「すごい」と思わせる演技、それが井原高校の演技である。
井原高校の演技はとにかく会場が盛り上がる。
演技によっては男子には受けるが女子側のリアクションがいまいちという演技もあるが井原高校に関してはこの限りではない。
鋭くそして柔らかい動きはこれに近しい動きの難しさを知る女子側からの歓声が大きく
また、荘厳な曲と演技とのシンクロは何度見ても飽きの来ない気持ちの良い演技である。
今年のインターハイでは倒立に失敗し、ライバルである青森山田高校に高校王座を奪還されてしまったが、最後の大舞台でその時の借りを返すことが出来た。
Photo by Terumi Watanabe
Photo by Terumi Watanabe
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https://www.jpn-gym.or.jp/goods/video/2012/rnat/02/index.html