【イベントレポート】国士舘大学 ドイツ遠征(Turn Gala)

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ドイツ遠征 「TurnGala」 報告書
2012年12月24日~2013年1月14日まで3週間ドイツのシュツットガルトを中心に14都市全18公演のTurnGalaに参加してきました。
先月参加したGymmotionに引き続く長期の遠征でしたが怪我もなく無事に終了することができました。
参加メンバーは監督1名、コーチ1名、個人3名、団体5名の合計10名で参加してきました。
 今回は直前に団体選手が一人行くことができなくなり急遽、個人選手が毎日入れ代わりで団体に入るという初めての試みで臨みました。
普段の大会ですと個人選手が団体をやることは殆どなく、専門的に団体か個人を演技します。しかし今回は個人選手が毎日入れ替わりながら演技したため、調整時間も短いショーの中で本番に臨むことには苦労しました。しかしそんな状況の中でも選手達はうまく対応し、全てのショーにおいて大きなミスをすることなくドイツの大歓声に応えました。
 演技会は毎回ほぼ満席で少なくても2000人、多い時では5000人も観客が入りました。会場も毎回変わる為、照明や観客席との間隔、観客が演技を見る角度などを考え、その度に会場に合わせて演技も少しずつ変えて臨みました。その甲斐あってか、約2時間のショーの中で男子団体演技はショーの最終演技項目で毎回一番大きな声援をもらうことができました。その他にも長縄と個人演技を2演技毎回実施いたしましたが、どの演技もとても気持ちよく演技することができました。
 過去にも数回この演技会には参加してきましたが、男子新体操を通じ様々な国の方々と交流することができるこの遠征には毎回新しい発見があり、選手達にとってはかけがえのない時間と経験であったことは間違いありません。若い選手達はなかなか海外に行く機会には恵まれませんが、チャンスがあれば是非積極的に参加してもらいたいと感じました。
次回、また来ることができる際には更に進化した男子新体操をドイツの観客に見せることができるように日々の練習に力を注いでいきたいと考えています。
国士舘大学監督 山田小太郎