【合宿レポート】H27男子新体操全国指導者選手合同合宿(関西会場)

報告者:

1月16、17日に花園大学真人館にて男子新体操全国指導者選手合同合宿(関西会場)が行われました。今年度、関西会場では講師に武庫川女子大学体操部監督の大野和邦先生とバトントワリングの世界大会で優勝経験を持ち、現在はプロとして活動を続けている渡辺翔史先生をお迎えしました。
 16日に行われた大野先生によるタンブリング講習では、指導者と選手の双方に向けての講習でした。特に何のためにそのトレーニングをするのかということや、理論に裏付けられている説明に男子新体操に足りない部分が見えたような気がします。
 同じく16日には他競技技術講習として渡辺翔史先生によるバトントワリングの指導を行って頂きました。特に個人競技のスティックとの共通点が多く、手具操作に関しては男子新体操に比べ、圧倒的にレベルが高いので男子新体操の手具操作技術向上に適していると考え、お願いしました。ほとんどの参加者がバトントワリングの指導を受けるのは初めてであったようで、特にレベルの高い選手にとっても、バトントワリングの圧倒的な技術が良い刺激になったと思います。
 17日には花園大学生を中心に男子新体操の練習が行われました。レベルや競技種別などによってグループに分かれ、各自の目標に向かい練習しました。全日本新体操選手権大会個人総合優勝者の小川晃平をはじめ、臼井優雅、宮前遼、五十川航汰のデモンストレーションを行った4名による指導は人気で、新体操を始めてまだ日が浅い選手にとっても、良い経験となったのではないでしょうか。
 今後も男子新体操の発展を願うものとして、このような活動を続けていければと思っております。