第73回全日本新体操選手権(女子レポート2)

報告者:日本体操協会 藤野朱美

【団体総合/団体種目別】

 

今日の2種目の得点で、団体総合と種目別の順位が決定した。

日本女子体育大学が団体総合、種目別2種目を制し、完全優勝を果たした。
伸びやかで基本に忠実な美しさに加え、音楽とマッチした演技構成で会場を魅了した。
ボール5の演技では、ボールの受けが常に片手で行われ、選手1人1人の重心が高く、しなやかに美しく演じた。技術力の高さは群を抜いていた。

総合2位には独創的な演技の武庫川女子大学、3位は高校生チームの常葉大学附属常葉高等学校/静岡RGが健闘した。

この状況下、試合に参加するに至るまで様々な困難を乗り越えて来られた選手、指導者の皆さん、素晴らしい演技と、皆さんの熱い想いに心が動かされました。
今回は無観客試合となりましたが、この感動を多くの方々と共有できる日が、近々来る事を切にねがいます。

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