新体操 Fellbach-Schmiden大会レポート②

報告者:新体操強化本部長 村田由香里

団体種目別(3月2日)
<フープ5>
前日に1日2種目の試合をこなしていることもあり、想像以上に疲労がたまっている様子であったが、演技に入ると果敢に攻めていく強い意志が見られ、日に日にチームがまとまっていくのを感じた。
総合の時よりも曲に合った動きを見せ順調な滑り出しであったが、中盤あたりから少しずつ乱れはじめ、交換や連係での対応が多くなった。終盤、技に追われる演技となり落下ミスもあったが、直ぐに立て直し技を抜かさず演技をやり遂げ、大幅なD得点損失を防ぐことが出来た。

後半、多くの技が立て続けに入っていることもあり、曲を表現するよりも技をこなすことに必死になってしまうのが課題である。今後、技の精度を上げることはもちろん、最後まで“和”をテーマに踊り切れるよう熟練度を増していきたい。

33.400(DB 9.00 DA 10.00 A 7.40 E 7.00) 種目別 1位
【出場選手】
鈴木歩佳
竹中七海
稲木李菜子
田口久乃
西本愛実

<リボン3ボール2>
1種目めを終えてから短い調整時間での試合となったが、気持ちを切り替え集中した状態でフロアに立った。
一ヶ所、連係にて落下を防ぐため対応する形となったが、2分半を通し大きな乱れなく演技をまとめ会場を湧かせることが出来た。

選手たちからは、まだまだ無限の可能性を感じている。
今後、“ミスのないまとまった”演技を脱却し、テーマ性のある、よりインパクトが残る演技を目指し練習を積んでいきたい。
次戦は、3月中旬に開催されるWCパライオファリロ大会。今大会の経験を自信にし、更なる高みを目指し試合に臨みたい。

32.25(DB 8.00 DA 8.80 A 8.00 E 7.45)1位
【出場選手】
鈴木歩佳
竹中七海
稲木李菜子
田口久乃
生野風花

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