新体操ワールドカップ帰国報告会見

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ワールドカップ・ポルトガル大会(第3戦リスボン大会)総合銅、クラブ銀、ボール・リボン金、2011年タシケント大会以来の金メダルを獲得し、続けてワールドカップ・イタリア大会(第4戦ペサロ大会)総合4位、クラブ4位、ボール・リボン銅という成績をおさめた。
リスボン大会では8カ国しか出場していないが、ペサロ大会は19カ国出場、ロシア以外の強豪国が出揃った中での非常に価値のある成績を獲得できたと思う。

新体操W杯イタリア大会    新体操W杯ポルトガル大会

◆大会を終えて
フェアリージャパンPOLA(以下FJP)

畠山愛理 選手(はたけやま あいり)????????
【コメント】
久しぶりに一番高い表彰台に立てて自信にもなりました。
イタリアの大会では全試技「ノー落下」で17点台を全て出すことができたのが自信にもなったし、審判や観客に日本も強豪国の中に入れること感じてもらえたのではないかと思いました。
リボンボールは曲を変えたばかりで、曲に合わせるのが大変でした。試合は自分たちのもっているベストを尽くそうという気持ちで臨みました。
試合期間中でも日々成長できていることも自分たちで感じることができて、これからもっと上に行けるのではないかと感じられる試合でした。

◆曲変更について
山﨑浩子 新体操強化本部長
【コメント】
モスクワグランプリに出場した時に、作品がいい評価を得られなかったので変えた方がいいということで、3月中旬に変えることにしました。
選曲はロシアのインナコーチ。初めて聞いた時は、低音の重量感がある曲と選手たちの軽さがまったく合わず、「この曲はないのでは?」と話しをしましたが、インナさんが気に入っているということで使用しました。
慣れるまではカウントを数えるのも大変な思いはしましたが、徐々に動きが出てきてもう少し詰めればどうにかなるかもと思いました。
まだまだ繋ぎの柔らかさなど足りない部分もありますが、素敵な演技をしてくれたと思います。会場からも温かい拍手をたくさんいただくことができました。

◆横田葵子選手(よこた きこ)について????????
横田はFJPの正式メンバーではないが、候補生としてFJPが日本で合宿をするときに招集して、東京五輪あるいはリオ五輪に向けて、今年は正式メンバーと候補生を随時入れ替えていくという方針。
リスボン大会の前の合宿でいい動きをしていた。自分の練習しているポジションではなかったが、2回3回と練習しているうちに非常にうまくやりこなし、リスボン大会出発の前日の夜に大会へ連れていくことを決めた。

写真左から横田葵子、国井麻緒、松原梨恵、畠山愛理、杉本早裕吏、熨斗谷さくら

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