スポーツ選手活用体力向上事業:奈良

《場所》 奈良県 生駒市立 真弓小学校
《期日》 平成22年7月1日 木曜日
《対象生徒》 5年生 78名 6年生 92名
《報告》
◆4・5・6年生
◇講話「体操との出会いとスポーツの楽しさ」、演技披露
 4・5・6年生を対象に、講話から始まった。自分の経験してきたこと、体操をやっていて楽しかったことや嬉しかったことなど、20分程話をした。体育館の中はとても暑かったが、最後まで集中して私の話をきいてくれた。多勢の人前で話しをする機会は滅多にないので不安でしたが、質問にすぐ答えてくれたり、とても真剣な眼差しで私の話を聞いてくれたので、その姿を見ていたら、もっと色々な話をしたい!と思った。
 その後、演技披露をした。簡単な技でも歓声が上がり、少しずつ難しい技をやっていくと拍手が止まらなくなり、大いに盛り上がった。途中、みんなで柔軟をしてみたり、子ども達も参加出来るような形で行った。全体的に体が硬いと言う印象を受け、どちらかと言うと、男の子の方が硬かった。
◆5・6年生
◇マット運動
 5年生は、前転、後転、開脚前転の練習をした。子ども達が、私の指示通りにさっと行動してくれるので、とてもやりやすかった。体操選手になりきろう!と決めて、必ず最初と最後にポーズをした。失敗をしても、指先まで伸ばしてポーズをすることを忘れずにやってくれた。前転、開脚前転はほとんどの子どもが出来ていたが、後転は後ろに引っくり返るのが怖い言う子どもが多く、出来る子どもは少なかった。
 6年生は、前転、後転の練習をした。午後になると、暑さが増し、体育館の中は熱気がこもっていた。途中で、水分補給をしたり、熱中症に気を付けながら授業を行った。体の大きな子どもが多く、前転でさっと起き上がれない光景が多く見られた。しかし、後転をやってみたら、5年生よりも遥かに出来る子どもが多かった。6年生になると、恥ずかしくてやらない子ども達が多いなか、真弓小学校では、出来なくても恥ずかしがらずに積極的に練習に取り組んでいた。
 5・6年生とも、話を聞く態度が大変素晴らしく、とても説明しやすい雰囲気だった。出来なくてもポイントを意識しながら練習している子ども達の姿を見て、とても嬉しく思い、やりがいを感じた。
 今回も貴重な体験をさせていただいたことに、大変感謝しています。真弓小学校の皆様、体育協会の皆様、ならびに、生駒市教育委員会の皆様、本当にありがとうございました。