トップアスリート派遣指導事業報告(宮城)

《場所》 宮城県 仙台市立 八木山小学校
《期日》 平成22年2月2日 火曜日
《対象生徒》 5年生 83名 6年生 89名
《報告》
◆5年生
◇リズム体操、体操の基本、体づくり運動
 私にとって初めての派遣事業は、緊張して体育館に入る私に対して、大きな声で「こんにちは」と、元気な笑顔の出迎えで始まりました。
 前日の夜に雪が降り、当日もまだ雪が残っていて、体育館の中はとても寒かったため、自己紹介を短縮し、すぐにリズム体操に入りました。子ども達が知っている音楽を選曲したためか、曲が鳴り始めると、緊張で固まっていた顔が一瞬にして笑顔になりました。先生方にもステージに上がっていただき、子ども達と一緒にリズム体操をしていただきました。普段見ることのない、戸惑っている先生達の姿を見て子ども達もとても楽しそうにリズム体操をしていました。
 5年生は、全体的に運動能力が高く、積極的に体を動かす子どもの姿が多く見られました。授業終了のチャイムが鳴ると、「もう終わり?」「後もう1回!」など、もっとやりたいと言う声が多く、とても嬉しく「ホッ」としました。
 授業後、5年生の教室で一緒に昼食を取り、たくさんの話をして、私自身がとても楽しく懐かしい時間を過ごすことが出来ました。
◆6年生
◇リズム体操、マット運動
 6年生は5年生よりも更に緊張している様子が伝わってきました。しかし、5年生と同様にリズム体操を行うことで、笑顔を見せてくれました。
 6年生になると、体が大きいためか、自分の体を手で支えることが大変そうな子どもが多く見られました。運動能力の高い子どもと、そうでない子どもの差がとても大きく感じられました。恥ずかしがりながらも、とても楽しそうにマットをしている子ども達の姿が、微笑ましく感じました。
 授業後の発表では、「リズム体操が楽しかった」「説明がとても分かりやすかった」「マット運動が苦手だったけど、今日の授業でマット運動に興味が持てた」と言う感想を聞き、涙が出そうになるくらい嬉しかったです。