スポーツ選手活用体力向上事業報告:東京都

■場所 東京都中央区阪本小学校
■期日 2011年6月10日(金)
■対象 小学1年生17名、2年生22名、3年生19名、4年生12名、5年生16名、6年生18名 合計104名
■趣旨
 本校児童の体力の現状は、スポーツテストによると平均的かやや低いと思われる。1年生から6年生までの参加なので跳び箱を使った遊びやマット遊び、開脚跳びなど器械運動を通じて動くことの楽しさを味わわせたい。
■事業内容(プログラム)の紹介 
 講話及び実技指導
 跳び箱を利用したマット運動
 器械運動時に必要となる基本的な支持力をつけるための四つん這い運動を中心にマットの間に跳び箱を置いて高低差をつくり実施。転がり運動、開脚とびの基本まで全員で行った。
■報告・感想
 学年の人数が少なく全校で100名少しであったことから、全学年の参加を希望としていたので学年間での運動技能の差を心配した。都心のビジネス街の中心にある小学校のため普段の運動体験の不足を考え、通常は余り出来ないであろう支持力を高める動作を主にして1,2年生の低学年でも今後楽に器械運動に導入できるような運動を選んだ。結果的には、体の大きくなってきた高学年よりも体重の軽い低学年の子供たちの方が、簡単に台上前転などの転がり運動は楽しく体験できた。
 1~3年生には1段、4~6年生には2段の跳び箱をマット上に置いて挑戦した開脚とびは、柔軟性が乏しい子供たちも多かったがほとんどの子供たちが飛び越すことができた。
 4時間目の45分間での実施であったため、少し時間が押してしまい内容も予定していたもの全てが出来なかったことは残念であった。が、教室の最後に発展する倒立前転、後転倒立、側転などを披露すると、とても喜んでくれた。