第60回全日本学生新体操選手権大会レポート 【女子】

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2008年9月4日~7日まで海老名市の海老名運動公園において大会が開催された。
この大会は、予選を通過した選手、個人は東・西インカレ上位25位まで、
団体は東・西インカレ上位8位のチームが出場出来る大学での最高の大会であり、
第61回全日本新体操選手権大会の予選を兼ねている。
女子個人総合は98名によりロープ・フープ・クラブ・リボンの4種目合計得点により競われる。
個人は、この大会から全日本選手権大会を経てユニバーシアード、世界選手権大会、オリンピックへと道は続いている。
1日目は、ロープとフープの2種目が行われた。
昨年は世界選手権大会に参加していたため、大会に出場できなかった日高選手(東京女子体育大学)が、
ダイナミックでミスの少ない演技でトップを走り、昨年の優勝者である井上選手(早稲田大学)がこれを追い2位、
今年大学1年生となった庄司選手(東京女子体育大学)が3位につけ、
4位はベテランの川原選手(日本女子体育大学)と続いていた。
2日目は、日高選手が得意のクラブで巧みな手具操作と確実な難度の実施により16.300点の最高得点をマークして優勝を飾った。
庄司選手が井上選手を追い抜いて2位、3位は川原選手となった。
来年のユニバーシアード、世界選手権大会へと前進し続けて欲しい この大会で活躍した選手が世界でも活躍し、
日本の新体操をリードしてくれることに期待する。