SASAKICUP第13回全日本新体操ユースチャンピオンシップレポート①

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東京都体育館において平成27年5月22日(金)第13回全日本ユースチャンピオンシップの予選1日目(女子のみ)が繰り広げられた。8名の棄権があり、287名が参加して予選が行われた。
世界選手権大会の代表選手である河崎羽珠愛選手(イオン)はタシケントの大会出場のため棄権となった。
この大会は各都道府県、およびブロック予選は行われずに中学2年生から高校3年生まで出場でき、4種目の演技ができる。個人総合選手権上位15位までが全日本新体操選手権大会の出場資格を与えられる。選手にとって全日本への道につながるチャンスでもあるため熱い戦いとなった。
1日目は1班から4班までの選手がリボンとクラブの2種目を行った。
リボンでは絡みや結び、落下などミスが多く熟練度が不足している結果となり、クラブではリズミカルな音楽が多く、個性的な演技が見られた。
今日の最高得点を獲得したのは、猪俣涼子選手(伊那西高校)スピードのある切れの良い演技、高さのあるDER(回転と投げを伴ったダイナミック要素)も正確に決めてクラブ15.30点、リボンは15.20点をマークして本日のトップを走っている。2位は亀井理恵子選手(世田谷ジュニア新体操クラブ)クラブで13.55点をマークした。3位は花房優来選手(世田谷ジュニア新体操クラブ)が続いている。22日は女子4班までが予選を終えた。23日は女子5班から8班までの選手、男子個人が予選を行う。
24日は女子個人上位40名、男子個人上位20名の選手が決勝競技、男子団体競技を行う。
本大会では若さある選手たちのチャレンジに感動があり、これから熟練すればますますの成長が期待できると思う。選手たちの新体操への情熱と未来への希望を感じた1日であった。
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