スポーツ選手活用体力向上事業報告:埼玉

■講師 水鳥舞夏
■場所 草加市立新田小学校
■期日 平成23年1月27日(木)
■対象 3年生60名 4年生89名
■趣旨
 本校の児童は、運動する子どもとそうではない子どもとの二極化傾向にある。特に、器械運動における差は大きい。そこで、本事業により、スポーツ選手の講話・実演・指導等をとおしてふれ合うことにより、スポーツが本来もつ楽しさを経験し、普段尻込みしがちな子ども達が、興味をもって自主的にスポーツに取り組む動機付けとなることを目的とする。
■事業内容 3年生 講話・跳び箱 4年生 講話・跳び箱
■報告・感想
《3年生》
 『器械運動の楽しさ』についての講話をしてから、準備運動を音楽に合わせて行った。生徒達が知っている音楽だったのでリズムに合わせながら楽しそうに準備運動をしていた。跳び箱の授業が1回目だったので、踏切り板では足をどうするのか、手はどのようにつくのかなど、細かい説明をしたため、生徒達はしっかりと話を聞き、言われたこと意識して練習に取り組んでいた。閉脚跳びの練習では、跳び箱の上に乗る練習から始めたが、どんどん飛び越えられるようになり、たくさんの生徒から『先生見てて下さい』と言う声を聞く事が出来た。新田小学校では、跳ぶ前に手を挙げて『跳びます』と言ってから走り出し、跳び終わってからも手を挙げて『どうぞ』と言って次の人に交代すると言うルールがあるため、安全にスムーズに行うことが出来た。
《4年生》
 3年生同様、講話をした後、準備運動を行った。音楽が流れると緊張していた顔が笑顔になり、口ずさみながらみんなノリノリで準備運動をしていた。4年生は、ほとんどの生徒が台上前転が出来ていた。模範演技をしたときに着地の姿勢で長く止まっていたので、生徒達もそれを真似してきれいに着地をすることが出来ていた。跳び箱の授業では初めての閉脚跳びだったので、4年生も跳び箱の上に乗る練習から始めた。膝を閉じて跳び箱の上に乗れない生徒が多かったが、実際に跳んでみたら、跳び越せる生徒がたくさんいた。学校の先生方も、補助をしてくれたり、生徒達が自分達で離れてきた踏切り板やマットを直したり、とても指導しやすい環境でした。
 授業の後は、一緒に給食を食べながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。