TRA女子 世界選手権初の銀メダル!

2017年11月9日 (木) から行われた、第32回世界トランポリン競技選手権大会において、日本トランポリン女子初の銀メダルを、金沢学院大学クラブの岸彩乃選手 (26) は、予選 (第1自由演技・第2自由演技) を8位で通過し準決勝へ進出。準決勝 (自由演技) では順位を1つ上げ7位で決勝に進出 (国別最高2名の8名が進出)。12日行われた決勝では、準決勝の得点の低い方から試技を行うため全体の2番で演技を行った。決勝は0点スタートでの一発勝負。この演技で最も演技の高い選手にチャンスがある。岸は準決勝7位ながら、決勝での移動得点 (中心で行うほど得点が高い) が9.6点で抜群の安定感を見せた。優勝したタチアナ・ピアトレニアに0.335点の僅差ではあったが、55.740点で堂々の銀メダルを獲得した。日本トランポリン女子では、決勝 (8名) に進出したこと自体史上初の快挙。最終演技者が終わるまでは暫定でトップとなる素晴らしい演技を見せたことで、東京五輪でのメダルの夢も大きくふくらんだ。